このたび、三重バイオレットアイリス櫛田亮介監督が退任し、これまでGM代行・ビジネスマネージャーを務めておりました梶原晃が新たに監督に就任することとなりましたので、お知らせいたします。

櫛田亮介前監督は一昨シーズンから日本代表コーチとして活動しており、今シーズンも日本代表で同様の活動が見込まれています。(現在、日本ハンドボール協会と交渉中)

クラブとしては熊本世界選手権、東京オリンピックでのメダル獲得を目指した日本代表活動を応援するとともに、櫛田前監督の不在期間が長くなることを考慮した上で、チームが昨シーズン以上の結果を出すことを求め監督交代の決断に至りました。

なお、櫛田前監督はチームマネジャーとして今後もチーム活動を支えることとなりますので、併せてご報告させていただきます。

今シーズンも三重バイオレットアイリスのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。

梶原新監督コメント

このたび、監督に就任することになりました。この結論に至るまでにはクラブ内で議論を重ね、何よりも私個人として多くの時間を必要としました。

決断した今はとても楽しみに感じています。クラブの新たなプロジェクトに監督として関われることは本当に幸せだと感じています。責任と重圧はありますが、このチームでさらなる発展を遂げ、観ている方がワクワクして楽しめるハンドボールを展開していきたいです。

たくさんの試練があると思いますが、みなさんと一緒に乗り越えていけたらと思っています!引き続き、これまで以上のご声援をよろしくお願いします!

梶原監督の経歴

  • 1983年7月15日生まれ
  • 愛知県名古屋市出身
  • ハンドボール歴:愛知県ハンドボールスクール(HC名古屋)→ 新郊中学校 → 名古屋南高等学校 → レッド・スコーピオン → Spartaミュンスター → TV エムスデッテン
  • 現役時代のポジション:LW・CB
  • 愛称:カジカジ、カジラ

2007年・大学卒業後に幼い頃からの夢を追い単身ドイツに渡る。当時ヨーロッパカップ戦(EHF-CUP)で優勝を果たしたHSGノルトホルンにて約1ヶ月でテストを兼ねた練習に参加。入団は叶わなかったが、その後Spartaミュンスターに入団した後、TVエムスデッテン(ブンデスリーガ)へ移籍。主戦場はリザーブチームであったが、3シーズン連続でチーム内得点王に輝く。2011/12シーズンにはトップチームデビューを果たし、2013/14シーズンにトップチームが1部リーグ昇格とともに正式にトップチームメンバー登録。世界No.1クラブであるTHW キール戦ではブンデスリーガ1部での初得点も記録。

日本では大学でハンドボール部に所属せず、日本リーグでもプレー経験はない。ドイツでは大学で経営学を学び、日本での高校教員免許(理科)を持つ。

2016年2月、帰国と同時に三重バイオレットアイリスにジョイン。スポンサー営業やホームゲーム運営、スカウトなど、ビジネスマネージャーとしてクラブ運営に奔走。2017年よりGM代行を兼任。

2018年、日本代表活動で不在の櫛田前監督に代わって国体・日本選手権で監督代行として指揮を執る。

座右の銘「思いやり」。最近中古車を購入しややテンションがあがっている。ラーメンを食べるのが遅いのが悩み。